bad☆princess
手紙を入れた私は、家のインターフォンを押した。

するとやっぱり出てきたのはおばさん。


「こんにちは。」
そう言って微笑むと、そのおばさんは、微笑んで、

「こんにちは。私は絵梨の母です。」
と言った。


「あの・・・。絵梨さん大丈夫ですか?」
心配そうに聞いた。

「ええっと・・・。実はね、もうすぐ引っ越すのよ。
外国に・・・。」
絵梨のおかあさんは言った。

「え!?実は絵梨さんいじめられてるんです。」
そういうと、おばさんは驚いてたから全部話した。

私も転校したばっかだから詳しくは知らないけど、いじめられてて、何にも出来なかったって。

泣きまねをしながら、優しい子を演じて。

そしたら、おばさんも騙された。

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