bad☆princess

悪-5

ガラガラガラ――・・・。

ドアが開いて急に静かになる。

入ってきたのは久保谷翔太。


「優華、なんかあったの?」
久保谷翔太は聞いた。

「翔太っ。皆がね・・・私のこといじめてくるの。」
そう言って優華は久保谷翔太に泣きつく。


「はぁ?」
優華の胸ぐらをつかんでた女が言った。


「優華ちゃん♪さっきの事録音しといたからー。」
美希はそう言って携帯をぶらぶらさせた。

スゲーな・・・。

スパイかよ。

「何のこと?」
そう言って久保谷翔太がこっちに来た。

――・・・ピッ。
< 42 / 84 >

この作品をシェア

pagetop