bad☆princess
「悪原ー?どうした?」
先生の声で目が覚める。
ヤバ・・・
寝ちゃった。
しかも寝た日に限ってあたるとか・・・。
ってか頭イタイ。
「すみません」
そう言ってちょっと微笑んだ。
「顔色悪いけど、大丈夫か?」
いつの間にか私の前にいた先生は私の顔を覗き込む。
気づかなかったけど、今国語の時間で、先生は担任のじいさんだった。
「大丈夫ですよ。」
私はそう行って微笑む。
「いま、風邪がはやってるからなぁ。一応保健室に行って来い。」
私は先生がそう言ったから軽くお礼を言って、保健室に行った。
風邪とか・・・。
絶対、結城ってなんか悪い運を運んでくるよ。
今回のターゲットは手ごわいかも。
そう思って保健室に入ったら誰もいなかったから、勝手にベットに横になった。