隣人の狂気
うまい事転がってワタシが彼のお腹の上に馬乗りになった。

彼ももう抵抗しないでただワタシを見上げてくる。

ワタシ達は無言で見つめ合い無言のままキスをした。

舌を絡め合いながら彼はワタシの胸をまさぐり、ワタシは彼の服を脱がせる。

彼の上半身の服を大体剥いたところで…

「あ、待ってアレあるから…」

言いながら彼の上から降り、背中を向けてバックの中に手を入れる。

自由になった彼は自分で残りの服を脱ぎ捨てて全裸になっているようだ。

バカな男…

バックの中でタオルを取ったナイフの柄をしっかり握ってほくそ笑んだ。
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