隣人の狂気
アズマとイクエは客が来ない事をいい事に雑談に花を咲かせた。
しばらく二人で盛り上がった後アズマが帰る際、イクエも店外まで見送りに出た。
「そういえば、よくこんな物件見つけたわね」
建物を見上げながらアズマがつぶやくと、打てば響くようにイクエが答える。
「ワタシもし2号店を出すならどんなトコがいいかなって、よく街を歩きながら建物を見てて…そんな時偶然ここを見つけたんです」
「隣にも双子みたいなテナントビルがあるけど、こっちにした理由は何かあるの?」
「こっちの方が窓からの眺めがいいんです」
一階はテナントだがイクエは上のフロアに部屋を借りて住んでいる。
「あははは。並んでるんだから眺めは一緒でしょ」
「ですよねー」
しばらく二人で盛り上がった後アズマが帰る際、イクエも店外まで見送りに出た。
「そういえば、よくこんな物件見つけたわね」
建物を見上げながらアズマがつぶやくと、打てば響くようにイクエが答える。
「ワタシもし2号店を出すならどんなトコがいいかなって、よく街を歩きながら建物を見てて…そんな時偶然ここを見つけたんです」
「隣にも双子みたいなテナントビルがあるけど、こっちにした理由は何かあるの?」
「こっちの方が窓からの眺めがいいんです」
一階はテナントだがイクエは上のフロアに部屋を借りて住んでいる。
「あははは。並んでるんだから眺めは一緒でしょ」
「ですよねー」