学園何でも屋!!








「今回みんなに迷惑かけちゃってごめんなさい。今まであたしが紅姫っていうことを黙っててごめんなさい。…この話を聞いてみんながあたしのことを避けるようになってもあたしは何にも言わない。というか言えない…。」




絶対に泣かない…。




「どれだけ自分の行動を悔いたって過去は変えれない。頭ではちゃんと分かってる…。でも…あたし…っ…。」




絶対に泣かないって決めてたのに…。




「ぅ…っ…今どん…なことよりも…みんなを…みんなを失うことが…怖い。…怖くて仕方ない。」




…怖い。




「今までこんな気持ちになったことなんてなかったのに…ぅっ…く…。あたし…やっぱり…まだみんなの仲間でいたい…。いたいよぉ…。」




















「…頑張ったわね美紅。」


「詩音…。」


「自分の過ちなんてそうそう人に言えるものではないわ。おまけに辛い思いもたくさんしてきたんでしょ?」


「…ぅっ…ん…」


「大丈夫!!あたしたちはいつまでも美紅の仲間だから。ね?みんな?」




「当たり前やん。」


「そうだ。」


「ずっと美紅と仲間!!」

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