学園何でも屋!!

「じゃあもう遠慮することないな｡」


「へ？」







チュッ――



気づいたときには遅かった｡



翔があたしの前髪をどかし、おでこにキスをした｡


それはほんとに触れるだけのキスで一瞬何が起きたか理解できなかった｡






「え？何？何したの？」


「普通におでこにキス」



「………ってえぇぇぇぇぇぇ!!」

「相変わらずのリアクションだな」




何しれっとした顔でキスしちゃってんの!?


え？え？えぇぇぇぇぇぇぇっ!?



ダメだ…頭が回んない｡




そしてまた翔が顔を近づけてきたと思うと、あたしの耳元で…



「あんな奴ら眼中にねぇよ｡安心しろ｡」


「安心…？」


「そっ｡安心｡」


「そっか…｡」



って何安心してんのあたし!?
おかしい!!絶対におかしい!!