学園何でも屋!!






「後夜祭なんてなくなればいい…。」


「何言ってんの美紅ちゃん!?後夜祭は気になる子と近づくチャンスじゃん!?」




現在教室。亮と雑談中。
あたしは机に突っ伏してるけども。




「そりゃ、亮はいいよ。モテるしいろんな子から誘いがあるからそんな事言えるんだよ。」


「いやぁ〜否定はしないけどね。おまけに美紅ちゃんに誘いが来ないのはどっかの誰かさんが邪魔してるからだと思うけど…。」




「おまけに聞いてよ!!翔の奴今日めちゃくちゃ機嫌いいんだよ!?あれ絶対に嫌味だ…。自分が誘いいっぱい来るからって。」


「あ、俺の話しはスルーですか。」


「はぁ…。今日なんだかいい事ない。みんなあたし見てひそひそなんか言ってるし。まぁいつもの事だけど。」


「……。確かにさっきからみんな美紅ちゃんの事見てるね。」






今日はいつもよりその数が多い。


今までも翔の近くにいるという理由だけで、悪口やいやがらせとかあったけどこんなみんなが言うほどじゃなかった。



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