学園何でも屋!!



ん?誰か忘れてる気がする。



「おーい!!翔どないしたん?」


「っ!!……あぁ。」


「大丈夫か?…もしかして美紅に見とれてたんとちゃう?」


「え?」


「ち、ちげーよ。」


「ほんまかぁ?」


「黙れ。」


「はい。」




翔は何にも言ってこない…。


って事は、別に変じゃないって事だよね!!




…嬉しいかも。




「それにしても、美紅かわいいなぁ〜。先輩、ほんとに美紅欲しくなっちゃ―…ぐほっ!!」


「先輩?冗談言ってないで早く行きましょう。電車乗り遅れますよ。」


「翔…お前本気でやっただろ…」

「何の事ですか?」




そう言って翔は、山田先輩を引きずって駅の中へ入っていった。




「ほな、俺らも行きますか!!」


< 15 / 156 >

この作品をシェア

pagetop