不良な旦那様
初Kiss 桜奈SIDE
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17のとき、
私は40代のOLみたいに、仕事に明け暮れていた。
青春なんかいらないと、本気で思っていた。
……あいつに、会うまで。
「若葉ちゃんは、服と靴しか愛せないわけ?」
「だったら何?」
「だったら、俺をアシスタントにしてよ。」
「え?」
「俺の夢は、若葉ちゃんに愛されること!!」
***************
立川若葉(17)♀
タレント兼デザイナー。
気の強い美少女で、タレント業は順調。しかし、本人はプロのデザイナーを夢見て、世間に認められるために仕事漬けの日々を送る。
結城 藍(18)♂
明るくて人当たりの良い性格で、常に人の中心にいるような、普通の高校生。
冷徹な若葉の、ちょっぴりボケた一面を見て、若葉に興味を持ち始め、アシスタントになる。
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君の為に
可愛くなりたい。
君の為に
優しくなりたい。
君の為に
頭よくなりたい。
これって
恋の魔法ってやつ?
*。・゚・。・゚・。・*・。・゚・。・゚・。*
恋に落ちるというのは
魔法に掛けられたのと同じですよね。
この物語は恋する、一途な女の子のピュアラブストーリーです。
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あなたは知っていますか?
女の花街、吉原にて。
幕末の時代、
この日ノ本で最も美しく
そして一番
悲しみを知る花魁が居たことを。
新撰組の鬼副長が
ただ一人、本物の愛情を注いだ女性が居たことを。
幕府とともに滅びる花街を、こよなく愛する遊女が居たことを。
―…わっちは、吉原一の、花魁でありんす。
幕府が滅びても、他の遊女が消えたとしても
わっちだけはここで
笑って客を向かえとうござんすよ。
だから、歳三さん。
いいや、今は隼人さんでござんすなぁ。
隼人さん、おさらばえ。
わっちは必ず
隼人さんを忘れはしないでございんしょう。
*新撰組鬼副長、土方歳三(のちの内藤隼人)が愛した吉原最後の花魁の物語*
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