君に捧ぐ…☆
放課後私達は何事なかったよういつも通り稜達と帰る。
「そーいやさ いつ稜んちで勉強する?」
「明後日いいんじゃない?」
慶太先輩は空を見ながら稜は地面を見ながら言う。
2人を見ていると全然見てるとこが違いすぎて笑える。
クスッと心の中で私は笑った。
「じゃあ明後日する?真帆大丈夫?」
「うんっ」
勉強会は明後日に決まった。
「よしじゃあ明後日な 教科書忘れるなよっ」
「了解っ」
季節秋11月
肌寒いから寒いへ変わる季節。
長袖の人がほどんどで。
秋の冷たい風がひゅーと音をたてて吹きわたった。