君に捧ぐ…☆
次の日

「明日委員会だっ」

昼休み予定黒板を見て夏希が言う。

「真帆勉強会どうする?先いっとく?」

「ううん 待ってるよっ」
「そうありがとうっ慶太には先行っててって言っとくね」

そう夏希は言う。

「うん」

私は笑って答えた。


「あっ 」

廊下に慶太先輩と稜を見つけて夏希は走ってく。


「慶太〜」

甘い声を出しながら走ってく夏希を見てうらやましいなって思う。

私だったら 稜〜 なんて言えないもんっ


話を終えた夏希が戻って来る。

「真帆っ 勉強会早く来いよっ だって」

嬉しそうに言った。

「わかったっ」

そんな夏希に私も精一杯の笑顔で答えた。
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