君に捧ぐ…☆
痛い…
ここどこ?
引っ張られて連れてこれたのは草がぼうぼう生えててふるさびたとこだった。
歩美さんは私の胸元をつかんだまま携帯を手に取った。そして誰かに電話をかけた。
「あー 歩美だけど 今ついたから うん じゃ来て 待ってるから」
会話からして誰かを呼んでるのがわかる。
怖いなに?
しばらくすると。
「歩美ー」
向こうから茶髪や金髪にした学校で有名な不良の先輩達がやってきた。
「夏子ー待ってたよ」
怖い…怖い…
「なに こいつ?」
やってきた不良の先輩は私をまじまじ見る。
「やっちゃって」
歩美さんが言う。
やるってなに?
怖いよ…