君に捧ぐ…☆
体温
待っていたデートはすぐ来た。
今日のデートの為に買ったコートとブーツ。
そしていつものペアリングをはめる。
「準備OK」
ピンポーン
丁度3時になったのかインターホンが鳴る。
「稜だっ」
ガチャ…
私は家を出た。
「稜…」
そこにゎいつもの稜…
今でも私服の稜にはドキッとする。
「おぅ…」
稜はそう言ってまじまじ私を見る。
「なっ なに?恥ずかしいよ…」
稜に見られたら恥ずかしすぎて顔を合わせられない。
「あっ ごめん… いや その… かわいいなって…」
稜の顔を見ると照れくさそうに顔が赤くなっていた。
「ありがとうっ 稜もかっこいいよっ」
そう言って私は笑顔を見せた。