君に捧ぐ…☆
私達は歩き出した。
細い道に…
さっきまで聞こえていたクリスマスソングが徐々に聞こえなくなっていく。
そして私達の足音だけになった。
ザッザッ
それだけが響く。
どれぐらい歩いたのだろう?
しばらく歩くと道の先に明かりが見えた。
やっと広いとこに出るのかな?
と私は思う。
そして道が終わると。
「わあ…きれい…」
「すげ…」
私達は感動し驚いた。
そこは広場というのか洋風な造りのオシャレな家が円の様に並んでいて
真ん中に大きな噴水があった。
その後ろに小さい教会がありそこからはパイプオルガンの音色が聞こえてくる。
街灯も洋風で街灯の光が噴水の水に反射しキラキラ輝いていた。
各家には木が一本はありそこに青と白のイルミネーションが飾られていた。
すこは静かで独特な雰囲気がありまるで街とは別世界だった。