君に捧ぐ…☆

「真帆ちゃん 凌のこと嫌い?」


帰り道慶太先輩が言う。

「えっ嫌いじゃないです。」

「そっか…ごめんね 凌から全部聞いた…真帆ちゃんの過去も…」


「そうですか…」

「あいつ 心配してたんだ 真帆ちゃんが 自分のこと嫌いなんじゃないかって…」

「えっ 」


「だから嫌いじゃないって真帆ちゃんが言って安心した…」


そうだったんだ。

知らなかった…

でもなんか安心。

私も凌先輩に嫌われてると思ったから…

よかったあ…


話しが終わると私達3人は別れた。

「ばいばいっ」
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