君に捧ぐ…☆

「真帆!! 真帆!!」

「えっ あ ごめん…」

「なに ぼー としてんの?いこっ」

「あっうん」


やだ…


頭から離れない…


凌先輩と女の子の姿が


悲しい…


思わず立ち止まってしまう。

「真帆? どうしたの?さっきから 」


「あ ごめん 」

「まーほ!! なんかあったらな言って? 隠し事はダメだよ?」


私は話すしかないと思った。


夏希は強引だから話すまで聞いてくると思う。


「あのね…」

私は口を開いた。
< 40 / 134 >

この作品をシェア

pagetop