君に捧ぐ…☆

前と同じベンチに座る

しばらく沈黙が続いて…

「あの実は私…」

告白しようとしたら…

「もうすぐ夏休みだなー海いきてえな」

えっ? 話そらされた?

違うよね…

「そうですね それより私凌先輩の事…」

「でも夏休み宿題あるからなー 嫌だよなー」


間違えない 絶対そらされてる…

なんで…私に告白されるの嫌なの?


あの女の子が好きだから?

「ごめん…」

「えっ?」

「話しそらしてごめん」
「あ…」

「もうそらさないからちゃんと聞く…」

たぶん振られるな。

だってそらされた…
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