君に捧ぐ…☆
「どれにするー?」
店についた私達は日焼け止めを選んでいた。
いろいろあるなあ…
どれにしようかなあ…
「いろんなのあるねっ」
「うん」
真剣に選ぶ
「これにしたっ」
先に選んだのは夏希。
絶対焼かない日焼け止め
って書いてあるやつだ。
「じゃあ私はこれっ」
安心 肌に優しい 日焼け止め
って書いてあるやつだ。
「あれ?真帆肌弱かった?」
「弱くないよっなんとく」
本当になんとなくだった。
パッケージかな?
なんか惹かれたから…
「あっ消臭スプレー!」
レジに向かおとして私は思い出す。
「あっ!!」
「思い出してよかったねー」
「だよねっ あのまま帰るとこだったっ」
「わあ☆いろんな匂いがあるー」
棚にはいろんな色のいろんな匂いの消臭スプレーがきれいに並べられていた。
店内にオリジナルソングが流れるなか選ぶ。
「なんの匂いにするー?」
「うーん…」
「私これにしようかな?」
私が選んだのは『フローラルジャスミン』
ピンク色で優しそうな感じのやつだ。
「いいねー じゃあ私はこの黄色のにするっ」
夏希が選んだのは『フローラルレモン』
黄色のやつだ。
「レモンかあ…どんな匂いかな?」
「あとからやってみようよっ」
「うんっ」
私達はお金を払い店を出た。
あたりは夕焼け空で周りがオレンジに染まっていた。