君に捧ぐ…☆
淡い風
赤組
まだ暑さの残る9月
体育祭の練習は始まった。
開会式の練習はシーンとしているなかすすんでく。
中には気分を悪くして倒れる人も出たりした。
練習中はぬるいなんともいえない風がふいていた。
「あついー」
練習も終わり更衣室についた私達は嘆く。
「あついよねー」
夏希はタオルで汗をぬぐう。
「なにかわいいーそのキャラクターっ」
夏希のタオルには猫のイラストがプリントされたタオルだった。
「でしょー お気に入りっ」
私達は笑いあう。