君に捧ぐ…☆
体育祭
「とうとう明日だなー体育祭」
いつもの帰り慶太先輩が言う。
長い長い練習も終わりとうとう明日が体育祭になった。
「真帆らのクラスは仲良いんだろ?」
「うんっ」
「いいよなあー」
稜と私が話しているなか慶太先輩が言う。
「慶太のとこは仲良くないの?」
不思議そうに夏希が聞く。
「良くもないし悪くもないみたいな感じだな」
複雑な表情を浮かべながら慶太先輩は言う。
「そーなんだ…」
「まあお互い頑張ろうなっ」
「うんっ慶太のはちまき姿楽しみっ」
「おぅ楽しみにしてろよっ」
期待と不安がつまった体育祭
優勝するぞ と誓った団結
それはもう明日に起こる。