愛してるの言葉だけで。


やばい…

やばいよぉ…


幸せ過ぎてにやけが止まらない。


私は両手で両頬を抑えて幸信に見られないように隠した。



「照れ過ぎ」


「う、うっさい!!幸信が変なことするからじゃんか!」


「キスしただけじゃん」


「馬鹿幸信!」



私は怒って部屋を出た。


本当は、そんなに怒ってないんだけどね。


それでも、さっきのキスは私のファーストキスだった。


幸信がファーストキスを奪ってくれて、本当に良かった。


大好きな人とファーストキスだなんて……女の子の憧れだもん!


嬉し過ぎるに決まってる。


あー!!
本当ににやけが止まらない。
< 135 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop