§君に殺されるなら本望§ 〜Smoke junkie〜
あたしが本当に欲しているのは
こんなふうになるまで溺れているのは
いったいなんなんだろう
もう
わけがわからない
苦しくて苦しくて
たまらなくなったあたしの足は
なぜか屋上へむかっていた
手摺りに縋って階段を一段一段上がってゆく
あれ、こんなに遠かったっけかなぁ…
「はぁっ…はぁっ…ははははっ」
本当に
行ってどうするというのだろう
「あたし、…はぁっ。なにしにきたのかな。」
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