【完】アイツとウチゎ、、、
たまり場についたころ雄獅は顔を真っ赤にしていた。

「どうした?」
意味を知りながらウチは聞いた。
きっと後ろに乗っていたウチを意識し過ぎたんだろう。

『胸…がね。』
雄獅は真っ赤だ。

よくこれで頭なんか勤まるなぁ…ウチはふと思っていた。



−次の日−
ウチは皆からめちゃくちゃ偏見の目で見られた。

その時

『珠夏さん、あなた紅さんとお付き合いなさっているの?』

そう言って来たのは梓だった。

「いいえ、そんなわけはありません。」

実際付き合ってるわけじゃないから心苦しくも何ともなかった。

『では、昨日のアレは何ですか?』
やっぱり聞いてきたか。

「なんの事です?私昨日は図書館で資料探しをしていたのですが。」

そう言ったら梓は納得の行かないような目で見ながらどこかへ立ち去った。
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