繋がれたリビドー【BL】
魔性の片鱗
舞踏会の一件で、ビキは隻眼の美少女として、城内でも囃し立てられた。
専らオリエッタの下女達の、である。
「……随分、気に入られたようだな。」
女物の下着を部屋に放られることも屡々で、それをビキの扉の格子窓から覗き下男達は楽しんだ。
「……。」
猿轡を噛まされ、足を繋がれ、無抵抗な捕虜を見せ物として下働きの者を優越感に浸らせるのだ。
暗殺者として使われるよりは、楽な生活である。
「…仕事だ。」
臣下は皮肉りながら、鍵を開く。
専らオリエッタの下女達の、である。
「……随分、気に入られたようだな。」
女物の下着を部屋に放られることも屡々で、それをビキの扉の格子窓から覗き下男達は楽しんだ。
「……。」
猿轡を噛まされ、足を繋がれ、無抵抗な捕虜を見せ物として下働きの者を優越感に浸らせるのだ。
暗殺者として使われるよりは、楽な生活である。
「…仕事だ。」
臣下は皮肉りながら、鍵を開く。