天才ウマシカブ
「あ、高峰。」
「うげ。」
翔太だ。
「うげって何? あ、今日も集合だって。」
「さっき舞花に聞いた。」
「そっか。んじゃ。」
翔太は私に背を向けて歩きながら手を振った。
・・・・背、高いな。
「ねぇ、梓、友達?」
ゆかりが聞いてきた。
「うーん・・・。友達じゃないかなぁ・・・。なんていうか・・・?」
「そっかぁ。」
「なんで?」
「えっ・・・なんとなく・・?」
「?」
「あ、ねぇねぇ、私ね、この学校の中庭に行きたいの!」
「え、なんで?」
「綺麗にしてるって聞いたから!」
「あぁ、うん。いいよー。案内するよ。」
「やったぁ!」
その後、中庭に行ったりして、ゆかりを案内してあげた。
やっぱり、いい子だなって思った。
明るくて可愛い子。それがゆかりだなって思った。
・・・・私はどれだけこんな子になりたかっただろう?
昔から私は性格は暗いし、顔は不細工だし、優しくもない。
変えたくても変えられなかったこの自分。
そんな私と仲良くしてくれるゆかり。
本当にいい子。
「ねー、梓?」
「ん?」
「私さあ、まだ部活決めてないんだけど・・・梓は何部?」
「私は・・・・?」
「なんで、疑問系?」
「いや
「うげ。」
翔太だ。
「うげって何? あ、今日も集合だって。」
「さっき舞花に聞いた。」
「そっか。んじゃ。」
翔太は私に背を向けて歩きながら手を振った。
・・・・背、高いな。
「ねぇ、梓、友達?」
ゆかりが聞いてきた。
「うーん・・・。友達じゃないかなぁ・・・。なんていうか・・・?」
「そっかぁ。」
「なんで?」
「えっ・・・なんとなく・・?」
「?」
「あ、ねぇねぇ、私ね、この学校の中庭に行きたいの!」
「え、なんで?」
「綺麗にしてるって聞いたから!」
「あぁ、うん。いいよー。案内するよ。」
「やったぁ!」
その後、中庭に行ったりして、ゆかりを案内してあげた。
やっぱり、いい子だなって思った。
明るくて可愛い子。それがゆかりだなって思った。
・・・・私はどれだけこんな子になりたかっただろう?
昔から私は性格は暗いし、顔は不細工だし、優しくもない。
変えたくても変えられなかったこの自分。
そんな私と仲良くしてくれるゆかり。
本当にいい子。
「ねー、梓?」
「ん?」
「私さあ、まだ部活決めてないんだけど・・・梓は何部?」
「私は・・・・?」
「なんで、疑問系?」
「いや