金持ち家族の執事様は貧乏女子!
「ふうっ。やっと終わった!」
おでこを腕でこすって汗をふく。
まぁ、あせなんてかいていけどね。
見た目的にね、うん。
さてと、もどりますか。
と、思って扉を開けると「ぶっ!!」
何か大きなもの?に衝突!
鼻痛っ!!
だれよー!
ちゃんとよく見て・・・ん?
あれ?
いない・・・
ぶつかったのは気のせい?
でも鼻痛いし・・・
ま、いっか。
そう思って再び部屋から出ようとした瞬間
「君、誰?」
声がした。
声は低く、きれいな通る声、なんだか落ち着く・・・
って、どこからこの声が!?
きょろきょろ部屋を見回すが誰もいない・・・
「また、気のせい?」
あたし疲れているのかな?