金持ち家族の執事様は貧乏女子!
夕方
あたしの忙しすぎる一日も終わろうとしている、夕方。
兄弟全員家に帰宅。
もちろん勇平君や洸貴さんもね。
さて、昨日の一番最初にやった仕事を最後にやらなければ!
えっと・・・洸貴さんの部屋と勇平君の部屋だよね・・・。
ここから近いから先に洸貴さんの部屋かな
ガチャッ
「こ、こんばんわぁ・・・」
あれ?いないのかな
ま、いっか。
昨日みたいにずっと見られてても掃除しにくいし
そう思っていたら
「ここ。」
「わぁ!」
なんとあたしの後ろに!!!!
「ゆ、ゆゆゆゆ幽霊・・・」
「どこ?幽霊」
あなただってば!
「俺はトイレ行ってた。帰ってきたところだから後ろにいる」
そ、そうですか・・・