金持ち家族の執事様は貧乏女子!
「かえ・・・で・・・」
ビクッ
な、・・・なに?
寝言・・・?
いやはや、びっくりしちゃった、あはは。
て、かえで て、あたしのコト?!
言葉を理解した途端あたしの顔は真っ赤
洸貴君…あなたはずるいです。
あたしがこんな気持ちになってしまうコトなどわからずに、洸貴君は…。
って!あたし何考えてるのよ!!
パンパンッ! と、自分の頬を両手で叩き、気合いを入れなおした。
よし!いくか!
今度こそ!!部屋を後にした。