闇魔女
愛海が何か話す際、
「白菜!?白菜が好きなんですか!?」
「オジサン!!
愛斗さんが試食した漬物買い占めます!!」
「何言ってるの!!おじさん!!
こんな女に売らないでください!!」
「白菜、私も好きです!!」
「私のほうが好きです!!
もう、毎日白菜でもいいくらい!!」
「私は、ベットに白菜を敷き詰めてもいいくらい大好きですよ!!」
…いや、それはいくら何でも嫌だろう。
などという過剰反応を示す彼女たちはスルーだ。
『うわぁ。
華コンまじっくだ…
…あ。きゅうりもおいしい』
「きゅうり!?おじさん!!きゅうりください!!」
目を血走らせて店員に詰め寄る人や白菜LOveを主張しまくる彼女たちを眺めながらもぐもぐと漬物を口に運ぶ愛海。
その騒ぎを聞きつけたほかの店の人も、我先にと愛海に試食品を運んでくる。