闇魔女
プランスタート!!
「で、話が大幅にズレたけど、何。
原因も知らずにどうにかするとか言ってたわけか?
愛海センパイ。」
『何かセンパイの部分にトゲがある気がするのはアタシだけか??』
「大丈夫。センパイだけじゃないデスヨ。
ワザと言ってるんだから。」
ははは…と爽やか好青年風に笑っているがそれを見る愛海はむ~っと不満気に口を尖らせる。
『真央。
絶対そんなこと思ってないッショ??
スッゴイ笑顔だけどそんなので誤魔化されないくらい棒読みだよ。』
「はいはい。んなことどうだって良いから。
話進めようか??」
まるで子どもの世話をしているようだと内心苦笑しつつ先を促す。
…全く、どっちが先輩なのか…