アイ ニード ユー
俺にぶつかった事など気付いて居ないのか、その女は未だにしつこいナンパ男に向かって怒鳴っていた。




「うるっさいな,さっきからっ」


「なぁ、いいじゃんちょっと位」

嫌がる女の腕を強引に引っ張ってニヤついている男。


その男の顔は良く言って中の下位。

つか、そんなナンパの仕方じゃ絶対無理だろ。


…どうでもいいけど。




とりあえず、俺にぶつかった事土下座させる。



俺は、まだ言い荒らそっている二人を睨みながら近付いて言った。
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