アイ ニード ユー
②
「お前、また停学くらったって?」
何かといつもつるんでいる洋祐(ヨウスケ)が、呆れた顔で俺にそう言った。
「まぁな。今回は一週間だと」
「お前…何でそんな平気そうなんだよ」
淡々と言う俺に対して、洋祐はまた呆れた顔をした。
「別に。停学位大した事ねぇし」
「あのなぁ…今回の事もその前も、お前が理事長の息子じゃなかったら完璧退学だぞ?」
「いんだよ、俺は理事長の息子なんだから」
煙草に火をつけながら俺はそう言った。
そんな俺に洋祐は言う気をなくしたのか、ため息をついて自分も煙草に火をつけた。
何かといつもつるんでいる洋祐(ヨウスケ)が、呆れた顔で俺にそう言った。
「まぁな。今回は一週間だと」
「お前…何でそんな平気そうなんだよ」
淡々と言う俺に対して、洋祐はまた呆れた顔をした。
「別に。停学位大した事ねぇし」
「あのなぁ…今回の事もその前も、お前が理事長の息子じゃなかったら完璧退学だぞ?」
「いんだよ、俺は理事長の息子なんだから」
煙草に火をつけながら俺はそう言った。
そんな俺に洋祐は言う気をなくしたのか、ため息をついて自分も煙草に火をつけた。