大の字で笑う
変化なし
そうだ
さっきも言ったように
僕はロックでスパイシーな中学校生活をおくっている。

まぁ‥たぶん‥あの‥

妄想と日記の中では‥ね

実際の僕の中学校生活というものはとても地味である
地味である+(プラス)淡々としている

てゆかまずリアルな僕は自分のコトを「俺」とは言わない

毎朝6時30分に起床し、朝ご飯を食べ 歯を磨き 顔を洗い 自転車で駅まで向かい 電車に揺られ学校に着く。
授業中に抜け出すことなどなく黒板に書かれた文字やら記号やら先生の落書きまでキチンとノートに書き写す
体育の授業では爽やかな汗を流しバスケットボールをしたりハードルを跳んでいる
ホームルームが終わると友だちを誘い
今日は数学の時間お腹すいて死にそうだったとか英語の先生の香水はキツすぎるだとか
本日の感想を話し合いながら駅まで向かい
また明日!と言って右手を上げた
帰りも朝と同じく電車に揺られて自転車に乗り帰宅する。
実につまらない
なにがつまらないかって?
何度もいうが
僕の中学校生活はロックでスパイシーじゃなきゃいけないのだ。

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