大の字で笑う
学校へ向かっている途中 いつから妹にバカにされるようになったか考えた
しかし全くわからない
でも僕が中学生になってから妹の様子がおかしくなってきたのかなとか色々考えていたらあっという間に駅についてしまった。
僕は深く溜め息をつき
階段をのぼった。
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
振り向こうとした瞬間
「あっ!田中じゃね?久々~元気?うちら全然会わなくね?」
ユリエだった僕が中学受験の時ユリエも同じ学校を受け 落ちるはずが何故か受かってしまったやつだ
合格してから今まで学校で駅で会ったことは一度もなかった。
こいつは人をいじるのが好きらしく小学生の頃 よく人を泣かせていた
人前では決して大声出して泣かず枕に顔を押さえつけ
翌朝、瞼を何か‥アフリカとかの見たこともない鮮やかな色の虫に刺されたのかと思わせるほど
泣いていたひとりが
この僕だ
走馬灯のように小学生時代が頭でぐるぐるし唇がカラッカラに乾いて今すぐ消えたいと思ったが
ユリエのニヤリと笑う顔を見るとまた嫌がらせされるのかと思い
強い口調で言ってみた
「やぁ。元気だよ」
しかし全くわからない
でも僕が中学生になってから妹の様子がおかしくなってきたのかなとか色々考えていたらあっという間に駅についてしまった。
僕は深く溜め息をつき
階段をのぼった。
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
振り向こうとした瞬間
「あっ!田中じゃね?久々~元気?うちら全然会わなくね?」
ユリエだった僕が中学受験の時ユリエも同じ学校を受け 落ちるはずが何故か受かってしまったやつだ
合格してから今まで学校で駅で会ったことは一度もなかった。
こいつは人をいじるのが好きらしく小学生の頃 よく人を泣かせていた
人前では決して大声出して泣かず枕に顔を押さえつけ
翌朝、瞼を何か‥アフリカとかの見たこともない鮮やかな色の虫に刺されたのかと思わせるほど
泣いていたひとりが
この僕だ
走馬灯のように小学生時代が頭でぐるぐるし唇がカラッカラに乾いて今すぐ消えたいと思ったが
ユリエのニヤリと笑う顔を見るとまた嫌がらせされるのかと思い
強い口調で言ってみた
「やぁ。元気だよ」