あたし+彼氏=カレカノ!?
ばっ……罰ゲーム??

「何それ?教えて!!」


「ダメ………教えたら意味無いじゃん」


「そりゃろうだけど…」

真裕の意地悪〜!!

「分かったなら聞くな」


「お願い〜!!」


必死でお願いしても……

「教えな〜い」

の返事が返ってくるだけだった。

あたしの努力は無駄だった。という事だけが、分かった。


「授業サボるか!!」


「うん!!!」

あたしもちょうど、サボりたいとこだったから…
真裕と一緒に屋上でサボった。


「確か美衣って頭良かったよな?」


悪くもないけど、良くもない。
いつも8番ぐらいだ。


「そんなことないよ〜」

「じゃあいつも、何番ぐらいに入る?」

「8番ぐらいかなぁ?
良くないでしょ?」


「そっかぁ……頭いいんだなぁ」


そういえば真裕って学年トップじゃなかったっけなぁ??


「真裕って学年トップじゃなかったっけな?」


これが間違えでも、怒んないで……

学年トップでありますように。


「まぁな。別に……まぐれだよ、まぐれ」


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