小悪魔な年下くん!
この光景って、ある意味怖いよね。
「来週、二年生の先輩達が一年生に学校のルールを教えてくれる。という活動が開かれるそうだ」
…え!?
そんな活動あるの?!
この学校凄いや…。
「ちょうど、二年生と一年生の人数がピッタリだから、一人ずつ付いてもらう事になったから。粗相のないように」
一人ずつ…?
てことは、愛莉が僕の担当をするってこともあるんだよね?
「何か質問はないか?」
「はい」
真っ直ぐと高く手を挙げた。
一斉に僕へと視線が降り注ぐ。…な、なんか…怖い。
「それは、どうやって決めるのですか?」
「あぁ…そうだったな」
先生は僕の質問に思い出したような返事をした。
「それは、クジらしいぞ」
クジって…。
どんな決め方するわけ、先生達。