ここにいること

風になびく髪が
限りなくうっとうしい!

こんな時はいつも
ショートに憧れる単細胞な私


だって邪魔だしっ
天パ遺伝子くそむかつくしっ!


私は心のなかで
どうにもならないことを毒づきながら
かなりのスピードで走った
そりゃもうボルト並みに



なんかみんな見てるよ
私を見てるよ
そっか…
そんなにこの私のボルト並みの才能が羨ましいのね…
うふふ……













「どひぇあぁっっ!!!」


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