甘い恋
あたしの記憶
次の日。
あたしはゆきに、昨日あった事を全部話した。
「そっか、それは大変だったね…」
ゆきはそう言うと自分の事のように悩んでくれていた。
「本当に何も覚えてないの?」
「うん…!だってあたし、男の子苦手なんだよ?ましてやあんなかっこいい人、絶対関わってない!!」
「そっか…。それじゃあ何なんだろう?」
ゆきは
親指と人差し指を顎につけて
「う~ん」とうなっている。
その時、
…ブルルル
突然あたしの携帯がなった…
「あっメールだ!」
あたしは急いで受信ボックスを開いた。
「えっ…」
内容を見たあたしは
目がテンになった…