For You ‐この想い君へ‐


「とあたしの友達、二人仲良さそうに話してた」


「なんだか切ないわね」


「友達にまで嫉妬してる自分って欲張りなのかなー…」


「そんな考える暇があるならね、どうやって気持ちを伝えるか考えなさい」


「先生冷たい…」


「もう血は止まったみたいね。
ほら、3度目はなしよ」

先生は終わりと言うように、あたしの背中をぽんっと叩いた


「はーい…」


そしてあたしは保健室から出た


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