For You ‐この想い君へ‐


「松永の隣にいると女っ気が吸い取られてる気がする…」


「アハハッ吸い取られる!掃除機じゃん!掃除機!」


「俺がなんだって?」


そこに紙パックのジュースのストローをくわえている松永がいた


「別に。何でもないよ」


そう言って松永と合っていた目線を外した


「どーせ俺がカッコイイって話だろ?」



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