For You ‐この想い君へ‐


「ぜってー明日筋肉痛…」


「あ、松永ケータイ鳴ってるよ」


そう言うと松永はポケットに手を突っ込んだ


「お。電話…母ちゃんから、ちょっと出るな」


(松永のお母さんか…)


「はい、もしもし」


松永は電話に出て話し始める


(あたしも明日筋肉痛の予感するな…)


そう思いながら自分の二の腕を触る


「え!あぁ…そう。分かった」


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