For You ‐この想い君へ‐


「うん。そうだね」


そしてあたし達はまた誰もいない松永の家に入った


それからあたしはお風呂を借りた


あたしは入る時、なぜだか緊張しながら入った


(…人ん家のお風呂ってなぜか落ち着けないよね…)


ガチャ


「おっ上がったな。じゃあ俺入ってくるから」


そう言って松永はイスから立ち上がった


「う、うん」


「変な想像すんなよ?」


「するかっ!」


松永はニヤリとしながら部屋から出て行った


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