For You ‐この想い君へ‐
「あの時はありがとうねー」
「いやいや、こちらこそ浴衣着付けてもらっちゃって。すごいですよね着付けられるなんて」
「お母さんが着付けしてるから、ちょっとね。見よう見真似で」
美和さんは少し苦笑いしながら言う
(見よう見真似でできるのがすごい…)
ピピピッ
「あ、体温計…」
鳴った体温計は37.5℃をさしていた
「う~ん。まあまあ熱あるわね」
先生は体温計を覗き込んできた
「じゃあ二人ベットで横になりましょうか」
そしてそう言われあたしはベットの中に入った
(美和さん大丈夫かな…顔色悪かったけど)