For You ‐この想い君へ‐


あたしはいつの間にか眠りについていた


「吉沢さん、吉沢さん」


「ん…」


「体調どう?」


目をゆっくり開けるとそこには先生の姿があった


「あ、なんか…ちょっと楽になった…かも」


「じゃあ起きれるならこっちで熱計ってみて」


「はぁい…」


あたしは体を起こしベットから下りた


「ゴホッゴホッ…」


向こう側から美和さんが咳をする声が聞こえる


(大丈夫かな…?)


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