For You ‐この想い君へ‐


言えないことを言えないまま一人で苦しんでほしくない


一人を独りと思わないでほしい


だから、もう一人で泣いたりしないでね。晴香



「渚はあたしに嫉妬したからボールぶつけたんだよね?」

「そーだよ!」


「よっしゃ。やってやった」


教室に戻る途中、そう晴香はガッツポーズをした


「けっこうダメージだったんだからね」


「松永は渚一筋だったから逆にムカついたわ。」


「えっ!」


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