For You ‐この想い君へ‐


「サボってねーよ?早くお前に会いたくてダッシュで来た」


松永はこっちを見てニヤリとする


「本当かねぇ…」


そう言って少しほてる顔を隠しながら弁当の風呂敷をほどく


「マジだって」


「いただきまーす」


「おい聞けよっ」


屋上は今日に限って誰もいない…

その妙な静けさに緊張感が漂う…


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