For You ‐この想い君へ‐


「お母さんそんな子に育てた覚えないわよ」


「誰がお母さんよ!育てられた覚えもない!」


「…ってか俺たちこんな格好でなにしてんだろうな…」


松永は苦笑いでそう言う


「あはは…」


(確かに…)


「わりぃ。ほら」


そう言って松永はあたしの腕を引っ張り体を起こした


「…え…っ!」


その瞬間あたしは松永に抱きしめられた



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