For You ‐この想い君へ‐
12 嬉しくないプレゼント
「ふんふふ~ん、ふふふん~♪」
「…お姉ちゃん何か楽しそうだね」
「え、別に?そんなことないけど?…う~ん。やっぱこっちの方がいいかな」
「そこまで悩まなくてもあんま変わんないって」
「うるさいっ!」
私は準備を済ませ待ち合わせの駅近くの公園に急いだ
(あ…よかった。まだいなかった)
まだ松永の姿はなく私はベンチに座った