For You ‐この想い君へ‐
(はぁ…疲れた)
私は自分の部屋に戻り部屋着に着替える
すると松永のプレゼントが目に映りまた中を開ける
《I love you as you are.》
(私はそのままの君が好きです)
そんな言葉が刻まれたネックレス
(何が《そのままの君が好き》よ…バカ松永)
堪えていた涙が一気に流れ落ちる
松永が今日遅れてでも来てくれていたら、いつものように言い合いして笑って帰れたのかもしれない
でも今、電話さえ来ない状況は何も笑えない